Xperia使いこなしガイド

マニュアル設定でこだわりの1枚を撮影する

マニュアルモードの基本

撮影する

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「マニュアルモード」なら、思い通りの写真が撮れる。

ホワイトバランスや露出、ISO感度などを細かく調整できます。

調整できる設定

ホワイトバランス

ホワイトバランスとは、撮影環境での光の色の影響を補正して、白を白く写すための機能です。
電球、蛍光灯、太陽光、曇天、オートから、状況に合わせて選択することで、自然な白色で写真を撮ることができます。

露出

露出とは、写真を撮るときに取り込まれる光の量のことを言います。光の量は絞りとシャッター速度で決定され、それにISO感度を組み合わせた結果、写真の明るさが決まります。より明るくしたい場合は+方向に、より暗くしたい場合は一方向に設定しましょう。

ISO感度

ISO感度とはレンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標になります。カメラ内に入ってくる光の量は、絞りとシャッター速度で決定され、その光の量から適切な明るさの画像になるように光を増幅させます。その増幅具合を数字で表しています。例えば、ISO200とはISO100の2倍感度が高いことを示し、ISO100の時に比べて光の量が半分の場所でも同じ明るさで写真を撮ることができます。

シャッタースピード

シャッタースピードとは、イメージセンサーの前にあるシャッターが開いている時間のことです。
動きの速い被写体を止めて写したい場合はシャッタースピードを上げてみてください。逆に動感のある写真を撮りたい場合は下げてみましょう。

  • シャッタースピード 1/30秒
    前を横切る車をオートで撮影した写真。
  • シャッタースピード 1秒
    シャッタースピード 1秒で撮影すると、ヘッドライトの光跡を残した幻想的な写真に。
  • シャッタースピード 1/250秒
    炭酸が噴き出す様子をオートで撮影した写真。
  • シャッタースピード 1/4000秒
    シャッタースピード 1/4000秒で撮影すると、はじけるしぶきが止まって見える。

フォーカス

フォーカス調整では、ピントを手前に合わせるか、奥に合わせるかを設定できます。例えば奥に撮りたいものがあるのに、手前に障害物がある場合は、奥にピントを合わせると、手前の障害物をぼかして撮ることができます。オートにしていても、なかなか被写体にピントが合わない場合は、試してみましょう。

  • フォーカスを調整
    手前の窓ガラスにフォーカスが合ってしまい、奥の風景がぼけてしまう。
  • 奥にフォーカス
    フォーカスを奥の風景に合わせ、窓ガラスをぼかした状態で撮影できる。

さっそくやってみよう!

  • モードボタンをタップします。
    モードボタンをタップします。
  • マニュアルを選択します。
    マニュアルを選択します。
  • 各種設定や機能を変更します。
    各種設定や機能を変更します。

フォーカスの調整方法

  • フォーカスの調整方法
    調整メニューから「フォーカス」を選択します。
  • フォーカスの調整方法
    に近づけると、奥にフォーカスし、手前がぼけます。
    に近づけると、手前にフォーカスし、奥がぼけます。

シャッタースピードの調整方法

  • シャッタースピードの調整方法
    調整メニューから「SS」(シャッタースピード)を選択します。
  • シャッタースピードの調整方法
    1秒から1/4000秒まで、シャッタースピードを選択します。

シャッタースピードを遅くした際の手ブレ対策

シャッタースピードを遅くすると、手ブレが起こりやすくなります。
シャッターを押す時にXperiaを揺らさないよう「セルフタイマー」を使ったり、三脚に固定したりするのがおすすめです。

※お使いの機種によって、画面の見え方が異なります。

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