
ビデオグラファー
エムスタ
ビデオグラファー
エムスタ
2019年から出雲を中心に山陰で活動。独学で編集、撮影スキルを学び、ビデオグラファーとしてフリーランスに。手掛けた企業案件の作品は200件を超える。映る人のその時の感情を残し、温かみもありながらリアルな作品にするのを得意とする。
『結婚式でのムービー制作がすべての始まり』

現在の活動内容を教えてください。
エムスタ : 地元・島根県出雲市を拠点にビデオグラファーとして活動しています。企業からの依頼でTVやWEBのCMを撮影・制作するほか、自分の映像作品をInstagramなどにアップしています。また、結婚式のムービー制作は自分の原点でもあるため、今も定期的に受けるようにしています。

結婚式のムービー制作から映像の世界に入ったのですか?
エムスタ : 5年前に友人の結婚式で使うオープニング動画を制作したのが始まりです。当時、映像制作は趣味でやっており、海や花火の動画をYouTubeに投稿していただけだったんですが、友人は「動画を作ることができる」と思ったらしく、制作を頼まれたんです。その場の勢いで引き受けてしまい、急いで一眼カメラを買ってなんとか間に合わせました(笑)。しかし、思いのほか「カッコいい映像」、「 プロみたい」と高評価をいただきまして、嬉しかったですね。その時初めて「映像を仕事にしたい」と思ったんです。

その後、どのように映像クリエイターになったのですか?
エムスタ : 出雲市は小さい街なのでその評判が広がり、ある結婚式場から式で使う映像の制作を依頼されたんです。その時点で僕は内装業の会社に勤めていたんですが、社長に相談したところ快く副業を許していただき、初めて映像制作が“仕事”になりました。それからいただいた案件をこなしていくうちに依頼が増えていき、2019年に独立する流れになりました。

『映像が気付かせてくれる、日常の豊かさ』
映像の技術はどのように習得したのでしょうか?
エムスタ : ほぼ独学です。誰かに師事すればもっと早く技術を習得できたかもしれませんが、少なからずその方の影響を受けるでしょうし、スタイルや作風が固まってしまうように感じたんです。それよりは、自分の中で“何をどのように表現したいのか”を突き詰め、実際に手を動かしてトライアンドエラーを繰り返しながら学ぶ道を選びました。誰の真似でもない、自分ならではのカラーやテイストで作品を創っていきたいんです。

作品にテーマはありますか?
エムスタ : “何度も見たくなる”作品を狙って作っています。懐かしさ、切なさ、憧れ、そういった感情に訴えかける“エモさ”があったり、「どうやって撮ったんだろう?」と思われるような“仕掛け”があったり。最近、モノクロの動画が部分的にカラーに変わる作品や、背景が変化していく作品を制作しましたが、大きな反響をいただきました。既視感があるものに人は反応しません。誰かの心に残るためには、他のクリエイターがやっていない演出やアイデアに挑戦していくことは必要だと思っています。

エムスタさんにとって映像とは何ですか?
エムスタ : 日常をより豊かにしてくれるものです。プライベートでは家族をよく撮影していますが、日々の平凡な暮らしを映画のような作品にして残すことで、今、ここにある日常が実はかけがえのない時間だと気付くことができるんです。これは映像でしかなし得ない、唯一無二の魅力かなと思っています。
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