PASSIONSトップへ

VOICES 映画監督 内田 英治

『映画づくりに求めるもの、さらに+αが得られた』

写真

映画づくりに十分な機能とはどういうものでしょうか?

内田 : 言うまでもなく欠かせないのは、24fpsのフレームレートです。そして21:9の画面アスペクト比、シネマスコープですね。映画には欠かせない画面比率でありながら映像の世界では4:3や16:9の勢力が強く、シネマスコープでの撮影にはシネマカメラが必要でした。Xperia 5 IIがシネマスコープに対応しているのは、さすが!の一言です。そして、Lookも重要ですね。最終的なカラーグレーディングで求める色味を得るためにも、ローコントラストでの撮影が欠かせません。今回活用したLookは「VENICE CS」ですが、まさにシネマカメラ・VENICEのローコントラスト撮影に近しい映像をもたらしてくれました。こうした機能・規格は映画を撮り始めた頃に、喉から手が出るほどに欲したものです。しかしながらレンタル料が高価なシネマカメラでしか得られず、苦心したことを思い出します。それをXperia 5 IIが実装していることに感心させられました。

写真
写真

Xperia 5 IIでの撮影で、メリットを感じた点はありましたか?

内田 : 価格面でのメリットは当然のことながら、スマートフォンならではの撮影手法を効果的に活かすことができました。役者の額にスマートフォンを装着することで実現できたのが“主観映像”です。新たな視点での映像は作品にリズムを与えました。そして、ラストシーンのマルタが落下するシーンもスマートフォンでなければ撮影できないアクロバティックな映像です。落下シーンにおいては4K HDR 120コマ/秒のスローモーション撮影が印象的な映像を叶えてくれました。

写真

『正直悔しい!そう思えるほどに若手に勧めたい存在』

写真 写真

『星屑の子』の上映により、Xperia 5 IIでも映画が撮れることが証明されますが、その意義をどうお考えでしょうか?

内田 : アメリカの著名な映画監督であるスタンリー・キューブリックの言葉を借りれば、映画は「“どう撮るか”ではなく“何を撮るか”」が重要です。ハードよりもソフトなんです。言い換えれば、大掛かりな機材があれば良い映画が生まれるのではなく、脚本や役者の演技が秀でていれば、評価される映画となるのです。手頃ながらシネマカメラに肉薄するXperia 5 IIがあれば、資金がなくとも映画に挑戦することができるようになったのです。私自身、20代の頃にXperia 5 IIに出会っていたなら、映画を撮るカメラとして選択していたと思います。正直悔しい(笑)。それくらいにインディーズ映画にとってはベストチョイスだと断言できます。

写真

これからの映画界にとってXperiaが果たす役割はあるでしょうか?

内田 : 『星屑の子』は「Short Shorts Film Festival & Asia 2021」のオープニングフィルムとして公開されます。スマートフォンで本格的な映画が撮れること、その作品を映画祭で発表できることは、映画に携わる若手にとって大きなインパクトとなるはずです。ベテランに仕事が集中しがちな日本の映画界において、若手が映画を撮るツールとしてXperiaは武器になりますし、映画祭を通じて作品が見出され、デビューに繋がるチャンスまでを提供している取り組みは意義深いですね。

写真

内田 英治氏がXperiaで撮影
星屑の子

全編Xperia 5 IIで撮影。呪われている子として太陽の国を追われた少年マルタが、森をさまよい、辿り着いた星の国で神様に仕える星の子との交流を描くSFファンタジーをぜひお楽しみください。

映画監督 内田英治 映画監督 内田英治

「星屑の子」

映画監督 内田英治

今回制作した短編作品は、Xperiaの「Cinematography Pro」機能で撮影した素材を、編集ソフトAdobe Premiere Pro CC 2020とBlackmagicdesign DaVinci Resolveを用いて編集したものです。
編集ソフトによってはCinematography Proで撮影した素材の編集ができない場合があります。また、今回の撮影用にソフトウェアを一部改変して利用しています。
詳しくはソニー(https://xperia.sony.jp/support/)まで お問い合わせください。

PASSIONS トップへ戻る