HDMI入力対応で一眼カメラで撮影した映像をそのままライブ配信できるXperia PRO。
ギタリストとして世界中にファンを持つYukiさんに、ライブ配信を実施してもらい、感想を聞きました。
あえて楽器だけで演奏を続ける男女混合4人組によるインストハードロックバンド「D_Drive」のギタリスト。2019年イギリスのMarshall Recordsと契約し、デビューアルバム"MAXIMUM IMPACT"で世界デビューを飾っている。
■スタジオで音楽ライブ配信
実施日:2021年3月22日(月)
YukiさんのYou Tubeチャンネルにて配信。
「D_Drive Yuki Live Stream supported by Xperia」と題して、ドライブ感のある演奏とコメント欄を通じての交流を、30分ほど発信。
ファンの方々に音楽の魅力を届けました。
一眼カメラとXperia PROはHDMIケーブルで繋げるだけ。高画質映像でのライブ配信が手軽にできます。
ギターの音をマイクで拾い、バックトラックとのミックス音源を一眼カメラにライン入力。高音質でのライブ配信が可能です。
ギタリストになったきっかけ、普段の活動を教えてください。
インストロックバンド「D_Drive」のギタリストとして活動しています。そもそも父の趣味に影響を受けて始めたギターですが、学生時代に洋楽・邦楽問わずに聴いていた音楽をコピーする中でギターに魅了され、本格的にギタリストの道へ進みました。「D_Drive」に加入し、2009年に関西でライブ活動を開始、現在に至るまで国内外を問わずライブ活動を続けています。
YouTubeライブでの配信をしていただきましたが、普段もライブ配信をしていますか?
会場での演奏をライブハウス側で配信してくれることは以前からありました。最近では手軽に配信できる環境が整ってきたのでバンドのYouTubeアカウントではライブ配信も始めています。私個人としてはギター演奏のレクチャーなどをInstagramやYouTubeでアーカイブしてきましたが、1人でライブ配信するのは今回が初めてです。
今回のライブ配信のコンセプトを教えてください。
「D_Drive」は音と表現によって「楽器の楽しさ」を伝えることを大切にしています。今回のライブ配信でも、ファンのみなさんに音楽の楽しさを感じていただき、楽器に興味を持つきっかけになってもらいたいと考えていました。ドライブ感のある演奏と、曲の合間の語り、コメント欄を通じての交流で、ギターの魅力を発信できるように心がけました。
一眼カメラとXperia PROを接続してのライブ配信はいかがでしたか?
音質、画質ともに大満足でした。ライブ配信では音にも、画質にもこだわりたかったんです。というのも、今や多くのミュージシャンがYouTubeでのライブ配信を活用して音楽を発信していますから、視聴者の皆さんは耳も目も肥えていて、画質の悪さは視聴のストレスに繋がり、閲覧されづらい傾向にあります。この傾向は動画の尺が長ければ長いほど顕著で、今回のような30分近くのライブ配信では、ファンの方々が快適に視聴いただくためにも高画質であることが絶対条件となります。ギターは耳で楽曲をコピーする方も多いです。楽器に興味を持ってもらい、ギター演奏に挑戦してもらうためにも、音がボケないクオリティが必要なんです。こうした高音質、高画質を叶える音楽配信となるとPCを使うしかないと思い込んでいたなかで、今回、高画質を実現する一眼カメラ、高音質なミックス音源の入力、それらをXperia PROに統合しての配信を体感しました。結果は本当に、大満足! 画質も音質も諦めない配信をここまで手軽にできるのか、と驚きました。
ライブ配信に手軽さは欠かせないものですか?
手軽さは大切ですね。場所がどこであれ、ギター演奏にはギターのみならず、エフェクターやケーブル、さらにアンプのヘッドを持ち込む必要があります。これだけでも大荷物なので、さらに大掛かりな撮影機材を搬入するためには、撮影クルーをお呼びするほかありません。1人で、または小所帯で高画質、高音質なライブ配信をしたいなら、一眼カメラとXperia PROの組み合わせが、現段階ではベストだと思っています。
接続方法などで戸惑いはありましたか?
いいえ、本当に簡単すぎてびっくりしたほどです。スタジオでのミックス作業には慣れていますから、そのミックス音源を一眼カメラへライン入力するのも難しくはありませんでした。また、映像面でも一眼カメラとXperia PROをHDMIケーブルで繋ぐだけですからね。これで高クオリティな音と映像が一本化され、さらには配信もできてしまいます。戸惑うどころか、手軽すぎて拍子抜けするほどでした。
今後、どんな活用法が考えられますか?
今回は事前収録したバンド演奏の音源を流しながらギターパフォーマンスをのせてお届けしましたが、バンドメンバー全員でライブ配信をしたいですね。また、ライブ配信はライブ会場とは異なり、ファンのみなさんとコメントなどで交流することができるので、ギターレクチャーやギター演奏にまつわるお悩み教室などにも挑戦してみたいです。いずれの挑戦も高音質、高画質な環境で配信できるからこそ、楽器の楽しさが伝えられると確信しています。