Xperia PRO-I Developer’s Story「Videography Proの開発」 - 動画テキスト版

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Xperia PRO-Iのロゴ

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(テロップ)
Videography Proの開発
※全編Xperia PRO-Iで撮影

00:05~02:14
(テロップ)
Videography Proの開発

ソニー株式会社
カメラエンジニア
小倉和貴

ビル群を背に立つ小倉が話し始める。

(小倉)
Xperia PRO-Iは、1.0型イメージセンサーを搭載しています。その1.0型イメージセンサーの能力を、動画撮影にフル活用いただける機能、Videography Proを搭載しています。

(テロップ)
Videography Pro搭載

(小倉)
このVideography Proは、報道用ビデオカメラと同じように本格的な動画撮影ができることと、タッチパネルUIで直感的に使えることの、両立を目指しました。

踊る女性を撮っているときの、Xperia PRO-Iの画面の様子。
(テロップ)
Videography Pro 2つの「両立」
1:報道用ビデオカメラと同様の本格的な撮影
2:タッチパネルで直感的に使えるUI

(小倉)
報道用ビデオカメラはボタンが多く、画面上の表示も多数あります。

報道用カメラを持つ小倉。
画面左側にも報道用カメラの画像が映され、ボタン部分がズームされる。

(小倉)
それらをXperiaの限られた画面内に厳選して配置するのですが、いずれも必要があってつけられているため、単純に減らすと撮影の操作性が損なわれてしまいます。

踊る女性を撮っているときの、Xperia PRO-Iの画面の様子。

(小倉)
そこで、業務用カメラ開発チームのサポートを頂き、ビデオカメラのUIに求められる本質を理解して、タッチパネルUI向けに再構成しました。プロが使うビデオカメラには、撮影に失敗しないこと、つまり映像音声をしっかり確認でき、問題があれば素早く調整できることが求められます。

(テロップ)
プロ用カメラの条件
映像・音声を正確に確認できること
素早く調整ができること

(小倉)
Videography Proでは、大画面プレビュー表示やオーディオレベルメーターなどで、撮影中に気になることをひと目で確認できたり、フォーカス・ズーム・明るさ・色味・音量といった、撮影中に必要になる操作を、撮影画面からすぐに操作できます。このように撮影を意識して最適化することで、操作性を損なわずシンプルで直感的に使えるUIを、実現できたと考えています。

Xperia PRO-Iの撮影画面が映される。説明に合わせ、各機能が使われる。
(テロップ)
オーディオレベルメーター
フォーカス
ズーム
シャッタースピード
ISO感度
ホワイトバランス

(小倉)
1台ずつ工場で調整された、高精度な水準器を搭載し、水平にしっかりと動画が撮影できます。

Xperia PRO-Iを揺らすと、それに合わせて画面の水準器が反応する。
(テロップ)
水準器

(小倉)
また、プロのワークフローでは、撮影前にFPSや解像度など、撮影に関する主要な設定を確認するのですが、報道用ビデオカメラのメニューにならって、それらがパッと一覧できるメニューを用意しました。

(テロップ)
FPS・解像度などの各種設定

(小倉)
Videography Proは、オートスイッチによって手軽にオートで撮影することもできますし、撮影環境の変化に応じて、必要なマニュアル操作を素早く行うこともできます。

(テロップ)
オートモードで手軽に撮影可能

(小倉)
長年、ビデオカメラを開発してきたソニーだからこそ開発できた、このVideography Proで、クリエイターの皆様に動画撮影を楽しんでいただきたいです。

(テロップ)
Videography Proで動画撮影をさらに楽しんで頂きたいです

02:15~02:18
ソニーのロゴ。
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