Xperia PRO-I Developer’s Story「カメラネスの追求」 - 動画テキスト版

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Xperia PRO-Iのロゴ

00:02~00:04
(テロップ)
カメラネスの追求
※全編Xperia PRO-Iで撮影

00:05~02:40
(テロップ)
カメラネスの追求

ソニー株式会社
メカニカルエンジニア
大槻健史郎

海を背に立つ大槻が話し始める。

(大槻)
今回Xperia PRO-Iでは、従来のXperia以上に本格的なカメラネスを追求いたしました。つまり、カメラらしさの追求です。

(テロップ)
本格的なカメラネス・カメラらしさを追求

(大槻)
注目していただきたいのは、この本体のカメラのようなたたずまいと、この薄さ、そしてシャッターボタンです。

Xperia PRO-Iを見せながら、話を続ける大槻。
(テロップ)
追求したカメラらしさ
カメラのようなたたずまい・薄さ(携帯性)・シャッターボタン

(大槻)
こちらのシャッターボタンを長押しすると、すぐにカメラが起動します。これは、シャッターチャンスを逃さないために役立つ機能です。

海や観覧車を背に立つ女性を映す、Xperia PRO-Iの画面の様子。
(テロップ)
本体デザイン

(大槻)
本体側面は、強めのサンドブラスト加工を施したリブ形状のメタルフレームになっており、これが滑り止めの役割を果たすことで、グリップ性が高く安心感が生まれ、本体の重さを感じさせません。

Xperia PRO-Iの右側面・左側面が上下に並んで映される。
(テロップ)
本体側面
グリップ性が高いため安心感が生まれ、本体の重さを感じさせない

(大槻)
そしてXperia PRO-Iでは、特にシャッターボタンにこだわっています。

(テロップ)
シャッターボタンへのこだわり

(大槻)
ソニーのコンパクトデジタルカメラRXシリーズや、デジタル一眼カメラαシリーズのような、カメラ専用機のシャッターを切るような感覚を目指し、ソニー内のカメラエンジニアや、カメラ撮影のプロフェッショナルから意見をもらいながら、開発いたしました。

Xperia PRO-Iやαシリーズ、RXシリーズといったガジェットが5台、横に並んでいるイメージ画像。

(大槻)
今回、Xperia PRO-Iのシャッターボタン開発において、特にこだわったポイントが4点あります。それは、ボタンの位置、ボタンの大きさ、ストロークの深さ、押し感です。

(テロップ)
シャッターボタンのこだわり
1:ボタンの位置
2:ボタンの大きさ
3:ストロークの深さ
4:押し感

(大槻)
ボタンの位置は、Xperia PRO-Iを横向きに構えたときに、人差し指の腹で押しやすい位置にくるようにするとともに、本体の角で、動画撮影時の指休めができるよう、こだわり設計いたしました。

横向きに構えたXperia PRO-Iを右手だけで持ち、人差し指がちょうどボタンの位置に来ている様子。
(テロップ)
1:ボタンの位置
人差し指で押しやすい位置

(大槻)
次にボタンの大きさですが Xperia PRO-Iでは材料や構造を工夫することで、面積が大きくて押しやすく、レスポンスの良いシャッターボタンを実現しました。

Xperia PRO-Iの側面が映される。シャッターボタンが大きい。
(テロップ)
2:ボタンの大きさ
面積が大きく、押しやすい

(大槻)
また、さまざまな人差し指の長さに対応するために、ボタンの端を押してもシャッターが切れるように設計しております。

(テロップ)
ボタンの端を押してもシャッターが切れる

(大槻)
また、シャッターボタン表面はローレット加工により、凹凸で指が滑りにくくなっています。

(テロップ)
指が滑りにくい

(大槻)
次に、ストロークの深さです。

(テロップ)
3:ストロークの深さ

(大槻)
Xperiaは内部構造が密集しており、また高い防水・防塵性能が求められるため、ストロークを深くすることは簡単なことではありませんでした。そこで今回、新規のボタン構造を開発し、また部品の加工精度を高めることで、深いストロークを実現いたしました。

シャッターボタンのアップ。
(テロップ)
新規のボタン構造を開発

(大槻)
また本格的な押し感にもこだわりました。

(テロップ)
4:押し感

(大槻)
シャッターボタンの反力が大きすぎると撮影時の手ブレにつながり、小さすぎるとシャッターを切る人差し指の安定感が損なわれてしまいます。

(テロップ)
押し感の重要性
反力が大きすぎると、手ぶれにつながる
小さすぎると、人差し指が安定しない

(大槻)
100分の1mm単位の調整・試作を重ね、RXシリーズやαシリーズのような本格的な押し感をモデルとしながらも、カメラスマートフォンとして求められる押し感に落とし込みました。

(テロップ)
0.01mm単位の細かい調整・試作を重ね
本格的な押し感を目指した

(大槻)
ぜひ、手に持ったときのカメラらしさを感じながら、このXperia PRO-Iで撮影をしていただければと思います。

(テロップ)
ぜひ、手に持ったときのカメラらしさを感じながら
Xperia PRO-Iで撮影をしていただければと思います

02:41~02:44
ソニーのロゴ。
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